東京理科大学は“理学の普及を以て国運発展の基礎と為す“との理念を掲げた青年理学士により設立されました。卒業生の皆様におかれましては、各々の専門能力を生かして母校の発展・国の繁栄に資するように活動を続けておられます。
 「理窓技術士会」は、東京理科大学同窓技術士の活動の拠点を共有し、併せて会員同士親睦の場になることを目的としております。

第121回技術懇話会開催(神楽坂キャンパスとWeb併用)

 理窓技術士会第121回技術懇話会開催のご案内を申し上げます。今回も神楽坂キャンパスとWeb併用のハイブリッドの形で開催します。

 今回は、東京理科大学教養教育研究院神楽坂キャンパス教養部 教授の森田泰介先生にご講演をお願いしました。

講演は神楽坂キャンパスで行い、オンラインでも参加できます。

理窓技術士会会員、理窓会会員、学生皆様のご参加をお待ちしております。

―――― 記 ――――

【開催日時・場所】

・技術懇話会  

  2025年9月13日(土) 16:00~18:00 (受付開始15:45)

  森戸記念館1階 第2フォーラム(周辺案内図参照)

・懇親会 18:30~20:30

  森戸記念館2階 第3会議室(周辺案内図参照)              

【講演内容】

演題 「し忘れを心理学から考える」

【講演概要】

 薬の飲み忘れ、鍵のかけ忘れ、エアコンの消し忘れ、充電のし忘れ、お礼の言い忘れ、電池の買い忘れ、参加申し込みのし忘れ。このような「し忘れ」は、私たちの日常にあふれています。そして「し忘れ」は、ときに生命にもかかわる重大な結果をもたらします。そのため、これを防止するための知見を得るべく、「し忘れ」の研究が進みつつあります。本講演では、なぜ人は「し忘れ」るのか、どうすれば「し忘れ」を防止することができるかをテーマとして、近年の研究の発展を踏まえながら、心理学の立場からお話をさせていただきます。身近でありながら影響力が大きい現象、「し忘れ」や、そこからうかがえる人間の特性について、あらためてお考えいただく機会となれば幸甚です。

【ご講演者】

森田泰介(もりた たいすけ) 様  

 東京理科大学教養教育研究院神楽坂キャンパス教養部 教授

【ご略歴等】 

1996年      関西大学文学部卒業、

2002年      日本学術振興会特別研究員(PD)、

2005年      岡山学院大学専任講師、

2006年      関西大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了、博士(文学)

2009年      東京理科大学理学部第二部教養に講師として着任の後、

准教授を経て、

2019年      同教授、

2021年より現職

【専門】

認知心理学。展望的記憶の自発的想起、無意図的想起、マインドワンダリング、メディア・マルチタスキングの研究に従事

【主な著書】

展望的記憶の自発的想起と無意図的想起(単著)、

ふと浮かぶ記憶と思考の心理学:無意図的な心的活動の基礎と臨床」(共編著)

認知心理学の冒険:認知心理学の視点から日常生活を捉える(分担執筆)

教育の方法と技術:学びを育てる教室の心理学(分担執筆)

図説教養心理学」(共編著)

認知心理学ハンドブック(分担執筆)等

【参加費用】

・技術懇話会       無料

・懇親会      5,000円(消費税込、学生は1,000円)

【CPDに関して】 技術懇話会「実時間:2時間」の参加票を発行します。

          これ以降は技術懇話会受付のみとなります。

     技術懇話会(神楽坂キャンパス1号館参加又はWeb参加)と(技術懇話会参加)について、当会ホームページにて申し込み下さい。Web参加の方は後日Web接続連絡を致します。

      技術懇話会参加申込 :理窓技術士会 ホームページ https://www.risoukai.com/gijyutsushikai/各種申込はこちら > 第121回技術懇話会参加申込フォーム

ホームページ記載内容の更新に関して

現在2025年5月24日に開催された総会において議決された内容を反映させる作業をおこなっております。

御了承ください。